李克強総理は16日、北京で開催された第4回中国・アフリカ地方政府協力フォーラムにテレビ会議の形式で出席し、挨拶を述べた。新華社が伝えた。
李総理は挨拶で、「中国はアフリカのニーズを踏まえ、アフリカ諸国へのワクチン提供と新型コロナ対策物資支援をできる限り拡大し、人々の健康のための強固な防御線を共に築くことを望んでいる。発展戦略の連携を深め、高い経済的補完性と産業段階の連結性という双方の強みをさらに発揮して、実務協力の質と効果の向上を推進していきたい。地方協力の質と量の向上を促進し、都市ガバナンス、貧困根絶、社会建設、農業現代化などのノウハウ交流を強化し、友好都市協力を推進していきたい。発展途上国の共通利益を守り、常に相互尊重、対等な付き合い、団結・協力という友好的伝統を堅持し、多国間主義を堅持し、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で支持し合っていきたい」と表明。
「中国とアフリカの協力の根は人々にあり、源は交流にある。地方協力が一層緊密になるほど、中国とアフリカの協力の基礎は一層強固になり、人々の友情は一層深まる。双方が共に努力すれば、中国とアフリカの地方政府協力には展開の余地が多くあるし、必ず大いに力を発揮できる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月17日