六中全会

習近平国家主席がイスラエル大統領と電話会談、グローバル発展イニシアティブへの参加を歓迎

人民網日本語版 2021年11月18日15:23

習近平国家主席は17日、イスラエルのヘルツォグ大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。

習主席は「中国とイスラエルは国交樹立以来、主権に対する相互尊重、内政に対する相互不干渉など重要原則を遵守し、両国関係は急速かつ健全に発展し、各分野の実務協力でプラスの成果を収めてきた。中国はイスラエルとの関係を非常に重視しており、イスラエル側と来年の国交樹立30周年記念を契機に、両国の革新的・包括的パートナーシップの持続的で健全かつ安定した発展を推進し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と表明。

「両国の経済は優位性による相互補完関係にあり、互恵・ウィンウィンの協力を行うことが完全に可能だ。いくつかの中国企業がイスラエルのインフラ整備に積極的に参加し、多くのイスラエルのイノベーション企業が中国に拠点を設けている。双方はハイファ新港、中国・イスラエル常州イノベーションパーク、上海イノベーションパークなど象徴的プロジェクトの実施で協力しており、イノベーションは両国関係における注目点となり、関係を後押しする存在となっている。中国側はイスラエル側と科学技術・農業・医療衛生分野で協力を深め、文化・教育・観光・スポーツ分野で交流や協力を拡大し、両国友好の民意の基礎を固めることを望んでいる。グローバル発展イニシアティブへのイスラエル側の積極的参加を歓迎する」と強調した。

ヘルツォグ大統領は「イスラエルは『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行し、中国との友好関係の深化に尽力している。中国側と共に、両国の国交樹立30周年記念関連行事を成功させ、科学技術・イノベーション・経済・農業・スポーツ分野で交流や協力を強化したい」と表明した。

また双方は、中東情勢について意見交換。習主席は「中国はかねてから、イスラエルとパレスチナの双方が『二国家解決』を基礎に、対話と交渉を通じて平和共存を実現することを主張してきた。中国は常に中東和平の守護者であり、中東発展の建設者だ。中国は国際社会と共に、中東の安全と安定、発展と繁栄の促進のために引き続きたゆまず努力していきたい」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年11月18日

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