六中全会

外交部、「リトアニアの外交機関職員が自らの安全を懸念」との主張は根も葉もないもの

人民網日本語版 2021年12月17日14:22

外交部(外務省)の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で、「リトアニアの在中機関の職員が中国を離れた」ことに関する質問に対し、「中国との国交樹立コミュニケで自ら行った約束に違反し、『一つの中国、一つの台湾』を公然と作り出すというリトアニアの誤った行為に対して、中国側は直ちに両国の外交関係の代理公使級への格下げを宣言するとともに、中国の在リトアニア外交機関の名称を『中華人民共和国在リトアニア共和国代弁処』に変更することを決定し、リトアニア側にも在中外交機関の名称について相応の変更を要求する外交文書をリトアニア側に正式に渡した」と説明。

「リトアニアの在中機関の職員が自らの安全を懸念しているとか、中国政府が中国側職員にリトアニアの『在中国代弁処』で『働くこと』を禁止したというようなリトアニア側の主張は全く根も葉もないものだ。中国側は一貫して、外国の在中外交機関の施設及び人員の安全の保障を重視し、リトアニアを含む各国の在中外交機関の正常な業務遂行を保障している。リトアニア側から中国側に対し、自らの安全について何か問題があるとの言及がなされたことはこれまでにない」と述べた。

また、「中国とリトアニアの関係が損なわれたことに関する道理は非常に明らかだ。もしリトアニア側が現実を直視せず、反対に虚偽情報を撒き散らして自らの責任を逃れることに望みを託しているのなら、両国関係にさらに大きな打撃を与え、両国民の感情をさらに傷つけるだけであり、最終的に害を被るのは、やはりリトアニア自身だ。我々はリトアニア側に対して、国際関係の基本準則をしっかりと遵守し、自らのした約束を真摯に履行し、中国の主権と核心的利益を損なう誤った行為を早急に是正するよう促す」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年12月17日

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