国務院報道弁公室は23日午前に記者会見を開き、冬季オリンピック・パラリンピックにおける感染対策および関連準備措置について紹介するとともに、記者からの質問に答えた。
北京冬季五輪組織委員会の新型コロナウイルス対策弁公室の黄春副主任は、「バブル方式」について以下のように紹介した。
「バブル方式管理は、今大会で非常に重要なキーポイントとなる措置。プレイブックにもバブル方式管理に関する明確な要求が記載されている。つまり、海外から中国を訪れる全ての入国者を対象に、入国から出国までの全プロセスがバブル内で行われ、専用の交通機関を利用して、宿泊地と試合会場、試合会場と試合会場、試合会場が設置されている3地域の間などを行き来するといった管理措置が実施される。1つのバブル内での移動だけが許可され、バブルから別のバブルに移ったり、あるいはバブルの外に出ることは絶対に許されず、ましてや都市の各方面に接触することなどは当然できない。これは、我々が絶対に譲ることができない最低ラインとなる。そのため、バブル内では、各人が個人の感染予防措置を厳しく守ると同時に、プレイブックに記載された感染対策措置を厳しく守らなければならない。これは、我々が大会を安全に開催し、安全に運営し、あらゆる関係者の安全を保証する上で極めて重要な措置である」。
「人民網日本語版」2021年12月24日