六中全会

【2021年の中国外交を振り返る】「2つの大局」に立脚し、たゆまず開拓・革新

人民網日本語版 2021年12月30日14:16

2021年、国際情勢は複雑で変化に富み、国際体制は深く調整され、世界は新たな激動と変革の時代に入った。複雑で入り組んだ国際情勢を前に、習近平氏を核心とする中共中央の強固な指導の下、中国外交は「2つの大局」に立脚し、困難を乗り越え、常に前向きに進み、開拓・革新して、世界に寄与する新たな章を記した。光明日報が伝えた。

■首脳外交で前進の道を明るく照らし、世界が明るい目標に向かうよう後押し

この1年、習近平国家主席は様々な首脳外交を200回近く繰り広げ、世界の新型コロナ対策協力のために道を指し示し、世界経済の回復のために青写真を描き、グローバル・ガバナンスの立て直しのために方向を明確にし、各国との関係のたゆまぬ深化・発展・質的向上・格上げを推し進めた。ボアオ・アジアフォーラム年次総会、気候変動サミット、世界保健サミット、中国共産党・世界政党指導者サミット、BRICS首脳会議、第76回国連総会、生物多様性条約締約国会議首脳サミット、中華人民共和国の国連における合法的議席回復50周年記念会議、G20サミット、中国国際輸入博覧会、アジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議、中国・ASEAN対話関係構築30周年記念サミットなどにおいて、習主席は世界が中国の特色ある社会主義を理解するよう導き、全人類共通の価値観を発揚し、真の多国間主義を提唱し、世界発展運命共同体、人・自然生命共同体、地球生命共同体の構築といった重要なイニシアティブを鮮明に打ち出して、人類運命共同体の構築推進という思想の意味をより豊かなものにし、大国及び大政党の指導者として世界の大勢に対する深い洞察及び人類の運命に対する深い思いを存分に示して、国際社会から称賛された。

■揺るぎなく力強い外交活動によって、国家の主権・安全保障・発展上の利益を断固として擁護

この1年、中国外交は国家の主権・安全保障・発展上の利益を断固として守った。台湾地区、香港地区関連、新疆関連、西蔵(チベット)関連、海洋関連、人権、新型コロナウイルスの起源解明などの問題において、西側同盟国を誘い込んで挑発を行う米国に中国は断固として対抗し、米国、カナダ、英国及びEUの反中勢力に対する制裁措置を打ち出した。中国は冷戦思考の復活に毅然たる対応を取り、様々な「小グループ」の軍事集団に反対して、国際社会から広く支持された。真理が明らかになるに従い、国際反中勢力の偽善的本質を見抜く国々が増え、国際的な公正性と正義を守る中国を支持する国々も増えてきた。

■真の多国間主義を提唱・実行し、グローバル・ガバナンスの整備を後押し

中華人民共和国の国連における合法的議席回復から、2021年でちょうど50年。過去50年間、グローバル・ガバナンスへの中国の関与はますます深まり、広がり、グローバル・ガバナンスにおける役割も「適応者」から「参加者」へ、そして「先導者」へと変わった。習主席は「中国は国連の権威と地位を断固擁護し、国連中心の国際体制、国際法に基づく国際秩序、国連憲章の趣旨と原則に基づく国際関係の基本準則をいささかも揺るがず擁護する。中国は常に、多国間主義を名目としながらも実際には一国主義的行動を取ることに断固反対し、真の多国間主義を堅持し、第三国を標的にした小集団に反対し、いわゆる『ルール』の旗印を掲げておきながら都合が良ければ用い、悪ければ用いないというような、国際秩序を破壊する行為に反対する」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年12月30日

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