人民網日本語版>>写真

「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウ 雲南省

人民網日本語版 2021年10月11日14:36
「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウ 雲南省
雲南省迪慶・西蔵(チベット)族自治州のシャングリラ雲南キンシコウ国家公園で撮影した雲南キンシコウ(撮影・胡超)。

滇金絲猴(雲南キンシコウ)は国家一級保護動物で、主に雲南省西北エリアと西蔵(チベット)東南エリア一帯の標高が高く、寒さが厳しい原生林に生息している。「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウは、国際自然保護連合 (IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。新華社が伝えた。

1980年代前後、雲南キンシコウの生息地は狩りや伐採などで環境破壊が進み、群れが一時的に減少し、その保護は厳しい状況に陥った。絶滅の危機に瀕した雲南キンシコウを救うため、中国は白馬雪山の自然保護区を立ち上げ、「コミュニティによる共同管理」の保護モデルを模索し、周辺住民の暮らしと発展を結び付け、雲南キンシコウの個体数の回復と増加の促進を試みてきた。

雲南省林業・草原局のモニタリング結果によると、長年の努力を経て、雲南キンシコウ保護活動の効果が目に見えて現れている。雲南キンシコウの個体数は1996年のおよそ13の群れ、1000~1500頭から、2016年の調査では18の群れ、3000頭が確認され、現在は23の群れ、3300頭以上にまで増加している。(編集TG)

「人民網日本語版」2021年10月11日

関連記事

おすすめ写真

コメント

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治