香港特別行政区の馬鞍山体育館では2月9日、臨時エアーテント型PCR検査実験室「火眼実験室」の設営が、急ピッチで進められていた。同施設は、今月中にも運用を開始する見通しという。香港地区では1日あたりのPCR検査件数を大幅に増やす目的で、馬鞍山体育館に再び「火眼実験室」を設置することを先ごろ明らかにしていた。中国新聞網が伝えた。
香港地区では現在、新型コロナウイルスの感染者が次第に増えつつあり、2月9日に確認された国内感染者数は1153人に達し、2020年の感染ピーク時以来、初めて1日あたりの感染者増加数が1千人を突破した。現地で確認されたウイルスのほとんどがオミクロン株で、家庭・親戚内での集まりによる感染が多数を占めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年2月10日