スノーボード米国代表のテッサ・モード選手は、SNSに投稿した動画の中で、冬季五輪開会式に参加した時のことについて、「ボランティアが『Welcome to China』と私に向かって叫んでくれていたのを思い出すたびに、目頭が熱くなる」と、気分を高揚させながら語った。テッサ選手が思い出すたびに涙を流すほど彼女を感動させたのは、ピンクと白の服を着たボランティアの男性だった。

たくさんのネットユーザーの協力を経て、ついにピンクと白の服を着たボランティアの男性が清華大学に通う孫沢宇さんであることが最近分かった。孫さんはエネルギー・動力エンジニアリングを専門に学ぶ大学3年生で、北京冬季五輪の開幕式でボランティアを務めた。

孫さんは、「初めて自分が写っている動画を見た時は、とても興奮した。そして、テッサ選手のメッセージを見て、とても驚喜し、感動した。それで、すぐにテッサ選手にメッセージを送った」と話す。メッセージの中で、孫さんは、「忘れ難いあの瞬間を撮影してくれてありがとう。テッサ選手と、全ての選手が新記録を作ることを祈っています」とエールを送っているほか、「新型コロナウイルス感染症が収束した後、また中国に来てください。その時はマスクをせずに、面と向かって『Welcome to China!』と歓迎します」としている。

そのメッセージを受け取ったテッサ選手はSNSで孫さんや、今回知り合った新しい友人たちに、感謝の気持ちを綴っている。
そして多くのネットユーザーが2人のやり取りに感動している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月11日
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