浙江省杭州市淳安県屏門郷斎坑村では今月15日、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月15日)を祝って、「緑の獅子」が各世帯を訪問し、村中が活気にあふれた。中国新聞網が報じた。
清の時代の末期に起源を発する斎坑村の「緑の獅子」は、伝統的な民間芸術で、杭州市級無形文化遺産に指定されている。他の獅子との違いは、その名の通り、緑色である点だ。地元の高齢者によると、屏門郷では、緑色に「万事めでたく順調に運び、幸福で長寿」を願う思いが込められているのだという。そのため、毎年、元宵節の日には、「緑の獅子」が各世帯を訪問して、平穏と健康、豊作を祈る。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月17日