「顔面偏差値と実力の両方を兼ね備えた」阿合娜爾·阿達克選手や「2回目の五輪出場」となった田芮寧選手など、北京冬季五輪では、新疆維吾爾(ウイグル)自治区出身の女性アスリートが活躍している。ネットユーザーも彼女たちの「自信にあふれ、ポジティブで必死に前進していく姿」に魅了されている。

レースで力走する阿合娜爾·阿達克選手。2月7日午後、阿達克選手は北京冬季五輪スピードスケート女子1500メートル決勝で17位に(撮影・崔楠)。
北京冬季五輪で、スピードスケート女子1500メートルや3000メートル、女子団体などの種目に出場している阿合娜爾·阿達克選手は、「今回はデビュー戦のような感じで、試合を楽しんでいる。まだまだレベルアップできると思う」と話す。彼女の活躍や顔面偏差値の高さは瞬く間に中国のネット上で話題になり、「かっこいいし、きれい」や「ファンになった」などの声が上がっている。
メディアの注目を集めるようになるにつれ、阿合娜爾·阿達克選手をめぐる物語が多くのネットユーザーを感動させている。子供の頃から運動が大好きで、家族にプレゼントしてもらったローラーブレードを宝物にしていたという、1999年に新疆維吾爾(ウイグル)自治区で生まれたカザフ族の彼女は、10歳の時からスピードスケートの訓練を受けるようになった。鄒広磊コーチは、「スケートが大好きで、つらい練習にも耐えることができ、負けず嫌い」と評価する。2016年、阿合娜爾·阿達克選手は、ショートトラックスピードスケートの中国ナショナルチームに選抜された。コーチの指導と自身の努力が実りはじめ、「畑違い」のスピードスケートの試合にも出場し、自己ベストを次々と塗り替え、中国国内外の試合でメダルを獲得するようになった。

レースが終わり頭の上でハートを作る阿合娜爾·阿達克選手(写真奥、撮影・丁旭)。
北京冬季五輪でも、阿合娜爾·阿達克選手は、自己ベストを記録し、注目を集めている。彼女は、「皆さんの応援と深い思いやりに感謝している。今まで以上に努力して、皆さんの応援に応えたい。また、開催国の代表選手として出場できるというのは、言葉では言い表すことのできないほど光栄なこと」と話す。
同じく新疆出身の田芮寧選手は、北京冬季五輪開幕前、「五輪では最高のパフォーマンスを見せたい」と語っていた。そんな田選手は13日のスピードスケート女子500メートルで14位に入賞。4年前の平昌オリンピックよりも順位を上げた。
田選手も子供の頃から運動が大好きで、2006年に初めて氷に触れたという。その時のことについて、「鳥のように自由に飛び回ることができる感じがして最高だった」と振り返る。その後、各級試合に出場し、記録を伸ばしていった。負けず嫌いの彼女はつらい練習も力いっぱいこなし、「練習を休んだことは1回もない」という。
中国のSNSでは、新疆ウイグル自治区出身の女性アスリートたちを称賛するコメントが次々寄せられている。同自治区のアイス・スノー資源は豊富で、ウィンタースポーツの人材育成にも力が入れられているため、ネットユーザーの言葉の通り、「将来有望」と言えるだろう。(編集KN)
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