2月16日午前8時5分、CRH380AM―0204型総合テスト列車が河南省鄭州市の鄭州東駅を出発し、段階的加速実験がスタートした。山東省済南と鄭州を結ぶ済鄭高速鉄道の鄭州・濮陽区間がデバック・試運転段階に入ってからというもの、ネットユーザーの間で「青銅剣」と呼ばれているこのメタリックシルバーの高速鉄道車両は、絶えず記録を更新し続けてきた。2月13日には、試運転の最高時速である385キロメートルをマークし、デバック・試運転段階における目標を達成した。中央テレビニュースが報じた。
試運転をスムーズに実施するため、中国鉄路鄭州局集団有限公司鄭州機務区間は、ベテラン高速鉄道運転士および技術者20人を選抜してテストチームを立ち上げ、試運転計画や路線データに対するリスク判定や検討を進め、路線開通と運行開始のための重要な技術面でのサポートを提供していく。段階的加速実験とは、デバック・試運転大綱に示された要求に基づき、総合テスト列車が、路線設計時速の110%に達するまで、路線上で段階的に運行試験速度を上げていく実験を指す。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年2月17日