重慶市涪陵紅酒小鎮泡桐村に広がる広大な菜の花畑では3月3日、菜の花が満開を迎えていた。村民たちは、黄金色に輝く菜の花畑で竜の舞を踊って幸福を祈願し、「竜抬頭(竜が頭をあげる日)」を歓迎した。旧暦2月2日の「竜抬頭」は、春耕節や農事節、青竜節、春竜節とも呼ばれる中国の民間に伝わる伝統的な祝日だ。農耕文化において、「竜抬頭」の到来は、降雨量が増え、万物が生気に満ち溢れ、春の耕作が始まることを示している。古来より、人々は、「竜抬頭」を、天候が順調であるよう祈願する日として捉えている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年3月4日