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| イラスト作成・馬宏亮 |
冷戦終結に伴い、NATOはいかなる存続理由も失ったが、この「亡霊」はワルシャワ条約機構のように解体されるどころか、米国による一極世界構築のための最大の「手先」に成り下がり、覇権主義とパワーポリティクスの推進の政治的道具となっている。
持続的な東への拡大からロシア・ウクライナ紛争の扇動まで、米国がNATOを後押しして講じてきた様々な手法は、ロシアを抑圧し続けるだけでなく、同時にロシアと欧州の対立を深め、さらに欧州の対米依存を強め続けてきた。一見、無関係に見える各ステップの背後には、「制御可能な混乱」を作り出すことで米国の世界覇権を維持するという共通したロジックがある。イラクやアフガニスタン、シリアでの戦争発動の軌跡に明確に見て取れるように、米国にとってこれは手慣れた手段だ。NATOが米国の「手先」となり、米国の発動するアフガニスタン戦争やリビア空襲を支持するたびに、そして「平和」や「民主主義」、「人権」を名目にした軍事行動を行うたびに、多数の民間人が死傷し、大きな物的被害が生じてきたのだ。
ウクライナ危機は、米国の覇権が世界各地の戦端の主たる「導火線」であり、世界最大の「動揺の根源」であることを改めて示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年4月25日
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