黄河上流に位置する甘粛省蘭州市楡中県青城古鎮では、同省の無形文化遺産に指定されている「麺塑（しん粉人形）」の伝承人・李思瑶さんが、作業台の上で、つまんだり、捏ねたり、伸ばしたりといった作業を経て、横刀を携えた騎馬姿や空を仰ぐ姿など、精巧で美しく活き活きとした表情を浮かべた人形を作り上げていた。中国新聞網が伝えた。
李思瑶さんの家では、「麺塑」技術を三代にわたって伝承してきた。彼女は現在、さまざまな文化フェスティバルに積極的に携わり、「麺塑」を会場に持ち込んでインタラクティブ活動を行うことで、「麺塑」の知識や作り方を人々に伝え、この伝統文化の伝承に努めている。（編集KM）
「人民網日本語版」2022年4月25日
