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ユニーク?それともゲテモノ? 今年も風変わりなちまきが続々登場

人民網日本語版 2022年06月01日13:41

端午節(端午の節句、今年は6月3日)が近づき、ちまきの販売が佳境を迎えている。北京青年報が伝えた。

今年も、定番のナツメやあずき、卵黄入りのちまきのほか、ネット上で人気を集めるちまきや個性的なちまきが続々と登場している。

ネット上で大人気のミルクティーがちまきに

今年は人気の高いミルクティーの味であるピーチやチーズ、グレープミルク、ヘーゼルナッツタフィーが、ちまきの餡になっている。

そしてミルクティーだけでなく、コーラまでちまきになっている。食品メーカーの「真真老老」がペプシコーラとコラボして打ち出したちまきは、もち米をコーラに浸しているだけでなく、コーラのソースも入っている。

ドリンクとコラボしたちまきは、今年の代表的な新商品で、透明でもちもちした生地でカラフルな色合いの餡を包んだちまきは、お茶と一緒に並べると、まるでちょっとしたスイーツのようだ。

タニシ麺入りのちまき

ヘビーな味わいのちまきも続々と登場

ザリガニや臭豆腐(発酵させた豆腐)、タニシ麺(米で作った麺とタニシのスープを合わせたスープビーフン)、ドリアン入りのちまきが近年、ネット上で人気を集めてきた。そしてこれらは今ではスーパーに並ぶ「定番商品」とさえなっている。

タニシ麺入りのちまきと聞くと、ヘビーな味と感じる人も多いかもしれないが、実は大人気の新商品の一つだ。ちまきの有名メーカー「五芳齋」が販売しているピリ辛タニシ麺入りのちまきには、炒めたタニシや、タケノコの塩漬け、豚肉なども入っており、まさに「異次元コラボ」となっている。同メーカーが打ち出している臭豆腐入りとドリアン入りのちまきは、タニシ麺入りのちまきと共に、「ニオイがキツイちまきトリオ」としてネット上で話題となっている。なかでもドリアン入りのちまきは、大きなドリアンの果肉がアズキ餡に練り込まれ、とても甘い味わいになっている。一方の臭豆腐入りのちまきはなかなか刺激的な味わいとなっており、ネットユーザーからは、「一番やみつきになる」との声が上がっている。

また人気の自熱火鍋(発熱パックに水を注ぐだけで熱々の火鍋が食べられるインスタント火鍋)ならぬ、自熱ちまきも登場。説明に従って、発熱パックを開けて水を注ぐと、15分もしないうちに、ホカホカのちまきを食べることができる。購入した在学生たちからは、「学生寮は自炊禁止なので、自熱ちまきはとても便利」といったコメントが寄せられている。またサラリーマンからも、「残業やアウトドアの際に食べるのにちょうどいい」といったコメントが寄せられている。この新商品は「面倒くさがり屋」にとっては、まさに朗報と言えるだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年6月1日

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