浙江省杭州市西湖区のロボットレストランで、客が注文した料理を作る調理ロボット(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。
浙江省杭州市西湖区にこのほど「ロボットレストラン」が誕生した。同レストランで出される全ての料理は、AI機能を備えたロボットが調理する。大勢の食事客が、ロボットが作った料理を味わおうと、同店を訪れている。
ロボットによる調理システムは、同レストランの研究者が独自に開発したもので、AI学習能力を備えている。ロボットアームで食材や調味料を取り、3台の調理ロボットが同時に作業をスタートする。中国料理の調理プロセスのモード化を実現すると同時に料理の味を安定して維持することが可能となっている。食事客が注文をしてから、料理が盛り付けられるまで、調理ロボットが一品を完成させる平均調理時間は3分を超えることはない。このロボットレストランは、今のところ、20種類のメニューを提供しており、今後は消費者や季節のニーズに合わせて適宜調整する予定という。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年6月15日