習近平国家主席は6月24日夜、北京市でオンライン形式により「グローバル発展ハイレベル対話」に出席し、議長を務め、重要談話を行った。
その中で習主席は、「中国は常に発展途上国という大きなファミリーの一員だ。中国は実務的措置を講じて、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を引き続きサポートしていく。また中国はグローバル発展協力に対する資源投入を増加させ、南南協力援助基金を整合・アップグレードさせて『グローバル発展・南南協力基金』とし、中国・国連平和発展基金への投入を拡大し、グローバル発展イニシアティブの協力展開をサポートする」と指摘した。
そして、「中国は各方面と手を携え、重点分野での協力を推し進め、開発資源を動員し、貧困削減と貧困脱却協力を深化させ、食糧生産と供給能力を向上させ、クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)を推進していく。またワクチンのイノベーション研究開発と生産協力を強化させていく。そして陸地と海洋の生態保護と持続可能な利用を促進させていく。さらに全国民のデジタルに関する教養とスキルを向上させ、工業化のモデル転換と高度化を加速させ、デジタル時代のコネクティビティを推進し、各国の発展のための新たな原動力を注入していく」とした。
さらに、「中国は国際発展知識経験交流プラットフォームを打ち立て、グローバル発展促進センターを成立させ、グローバル発展知識ネットワークを立ち上げ、国政運営経験交流を展開することで、相互学習・相互参考を促進していく。また、ワールドユースフォーラムを開催し、共同でグローバル青年発展行動計画を発表し、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を実行するために幅広く力を結集させていく」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年6月24日