
南部戦区海軍の「咸寧」は、西沙諸島の中国領海に不法侵入した米海軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」に対して追跡と監視を行うとともに、当該海域から出るよう警告した。
南部戦区の田軍里報道官は「7月13日、米ミサイル駆逐艦『ベンフォールド』が中国政府の許可を得ずに、西沙諸島の中国領海に不法侵入した。中国人民解放軍南部戦区は海空兵力を派遣して追跡と監視を行うとともに、当該海域から出るよう警告した。米軍の行為は中国の主権と安全を深刻に侵害し、南中国海地域の平和と安定を深刻に破壊するもので、国際法と国際関係の準則への重大な違反であり、米軍が公然たる航行覇権によって南中国海を軍事化していることを示すさらなる確固たる証拠だ。米側こそ正真正銘の『南中国海の安全保障上のリスクの製造者』『地域の平和と安定の破壊者』であることが、事実によって改めて証明された。戦区部隊は常に高度の警戒態勢を維持し、国家の主権と安全及び南中国海地域の平和と安定を断固として守る」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月14日

7月13日、西沙諸島の中国領海に不法侵入した米海軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」。
グローバル発展イニシアティブの推進で王毅部長が4提案
国防部「日本の『専守防衛』政策転換の企てに国際社会は強く警戒すべき」
米国は中国の核心的利益に関わる問題で火遊びをするべきではない
中国「台湾地区問題で歴史的罪責を負う日本は、なおさらに言動を慎むべき」
秦剛駐米大使「『一つの中国』原則は中米関係の越えてはならぬレッドライン」
孔鉉佑駐日大使「日本国際貿易促進協会に中日関係発展への新たな貢献を期待」