中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、ペロシ米下院議長による台湾地区訪問の可能性に関する質問に対し、次のように答えた。
中国側は、ペロシ下院議長の台湾地区訪問に断固反対するとの厳正な立場をすでに繰り返し表明している。米国議会は米国政府の構成部分であり、台湾地区問題における米側の約束を厳格に遵守してしかるべきだ。もしペロシ議長が台湾地区を訪問すれば、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定への重大な違反であり、中国の主権及び領土的一体性を深刻に損ない、中米関係の政治的な基礎に重大な打撃を与え、「台湾独立」分裂勢力に重大な誤ったシグナルを送ることになる。米側が独断専行するのであれば、中国側は断固として対応し、対抗するための力強い措置を必ず講じる。我々は言った事は必ず実行する。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月22日