在パキスタン中国大使館の委託を受けて、パキスタンの対中友好団体「中国の友フォーラム」が先日、同国南西部バロチスタン州の洪水被災者に中国からの救援物資を届けた。新華社が伝えた。
「中国の友フォーラム」のカシ会長によると、今回中国大使館名義でバロチスタン州の被災者に贈られた物資には、1000個近くの箱詰め食糧が含まれ、仮設キャンプに避難した被災者800人余りの緊急食糧需要を満たすことができる。また、豪雨で現地の送電設備が損壊していることを受け、小型の太陽光発電機300台も救援物資として提供された。
カシ会長は、「中国は常にパキスタンの民衆が最も援助を必要としている時に手を差し伸べ、現地の人々を揺るぎなく支えてくれている。今回も中国はパキスタンと中国の揺るぎない友情を行動によって証明した」としている。
モンスーンの影響を受け、パキスタンは6月中旬から何度も豪雨に見舞われ、洪水被害が発生してきた。中でもバロチスタン州は最も被害が深刻で、100人が死亡、57人が負傷し、住宅6052棟、道路約580キロメートルが損壊した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年7月26日