「中国はこのほど、関連データを発表し、2022年1-7月の経済情勢に関して報告した。」
▷消費市場の運営状況
今年7月の社会消費財小売総額は前年同期比2.7％増の3兆5870億元（1元は約19.7円）に上った。そのうち自動車を除いた消費財小売額は同1.9％増の3兆2046億元だった。1-7月の社会消費財小売総額は同0.2％減の24兆6302億元で、うち自動車を除く消費財小売総額は同0.2％増の22兆1332億元だった。
▷対外貿易の状況
今年7月の中国の輸出入総額は前年同期比16.6％増の3兆8100億元（1元は約20.0円）に上り、成長率は6月を2.3ポイント上回り、今年の単月の最高を更新した。このうち輸出は同23.9％増の2兆2500億元、輸入は同7.4％増の1兆5600億元だった。
1-7月の輸出入総額は同10.4％増の23兆6千億元だった。うち輸出は同14.7％増、輸入は同5.3％増、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3兆1400億元の黒字で、黒字額は62.1％拡大した。
▷外資導入の状況
今年1-7月には、全国の実行ベース外資導入額は比較可能なデータで計算すると前年同期比17.3％増の7983億３千万元（1元は約20.0円）に達し、米ドル換算では同21.5％増の1239億2千万ドルになった。
▷対外投資の状況
今年1-7月の対外投資協力に関する状況によると、同期には中国の非金融分野の直接投資が前年同期比4.4％増の4242億8千万元（1元は約20.0円）に達した。
1-7月の対外請負工事の完成工事高は同4.4％増の5302億6千万元、新規契約額は7417億8千万元だった。「一帯一路」参加国における対外請負工事の完成工事高は441億4千万ドルで同期の54.3%を占め、新規契約額は572億7千万ドルで同期の50.4％を占めた。
▷関連データ
■7月のCPI、前年同期比2.7％上昇
2022年7月には、全国の消費者物価指数（CPI）が前年同期比2.7％上昇した。そのうち都市部は2.6％上昇、農村部は3.0％上昇、食品価格は6.3％上昇、非食品価格は1.9％上昇、消費財価格は4.0％上昇、サービス価格は0.7％上昇だった。1-7月の全国平均CPIは同1.8％上昇となった。
7月の全国CPIは前月比0.5％上昇した。そのうち都市部は0.4％上昇、農村部は0.5％上昇、食品価格は3.0％上昇、非食品価格は0.1％低下、消費財価格は0.6％上昇、サービス価格は0.3％上昇だった。
■7月のPPI、前年同期比4.2％上昇
2022年7月には、全国の生産者物価指数（PPI）は前年同期比4.2％上昇し、前月比1.3％低下した。鉱工業生産指数（IPI）は前年同期比6.5％上昇し、前月比0.9％低下した。1-7月の平均を見ると、PPIは前年同期比7.2％上昇、IPIは同9.8％上昇だった。
（編集JZ）
「人民網日本語版」2022年8月24日
