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外交部「国連総会第2758号決議への挑戦は許されず、中国の完全統一は必ず実現できる」

人民網日本語版 2022年10月26日14:18
外交部「国連総会第2758号決議への挑戦は許されず、中国の完全統一は必ず実現できる」

外交部(外務省)の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「国連総会第2758号決議への挑戦は許されない。『一つの中国』原則は揺るがすことができず、中国の完全統一は必ず実現できる」と強調した。

【記者】51年前の今日、国連総会は第2758号決議を採択して、中華人民共和国政府が台湾地区を含む全中国を国際的に代表する唯一の合法政府であることを確認した。しばらく前から、米国の一部勢力は「国連総会第2758号決議において台湾の地位は未解決」というでたらめな理屈を撒き散らし、台湾地区のいわゆる「国際空間」拡大の支援を企てている。この事について、コメントは。

【汪報道官】1971年10月25日、第26回国連総会は第2758号決議を圧倒的多数で採択した。決議は「中華人民共和国の全ての権利を回復し、中華人民共和国政府の代表が国連組織における中国の唯一の合法的な代表であることを承認する」と明確にしただけでなく、台湾当局の「代表」を、その不法に占拠する議席から追放することも要求した。米国など少数の国々が国連における台湾の議席を維持するために提出した、いわゆる「二重代表制」提案は、決議の採択を受けて無効になった。

国連総会第2758号決議によって、政治的、法律的、手続的に、台湾地区を含む全中国の国連及び国際機関における代表権の問題が完全に解決されたのみならず、国連における中国の議席が1つのみであることが明確にされ、「一つの中国」原則は国際社会の普遍的共通認識及び公認された国際関係の基本準則となり、いかなる者、いかなる国、いかなる勢力が「二つの中国」または「一つの中国、一つの台湾」を作ろうとする余地も完全に封じられた。台湾地区には、国連及びその他主権国家のみが参加できる国際組織に参加するいかなる根拠も理由も権利もない。

この51年間に、「一つの中国」原則の堅持を基礎に、中国との国交樹立国は60ヶ国余りから181ヶ国にまで増えた。これは、「一つの中国」原則が国際的な大義であり、人心の向かうところであり、阻むことのできない時代の潮流であることを十分に物語っている。

近年、米側の一部勢力は悪意をもって国連総会第2758号決議を曲解し、「第2758号決議において台湾の地位は未解決」というでたらめな理屈を撒き散らし、いわゆる「国連機関への台湾の参加」を宣伝し、「一つの中国」原則の曖昧化と空洞化を試み、「台湾独立」分裂活動を黙認し、支持して、台湾海峡の平和と安定に深刻な悪影響を与えている。

歴史に逆行するこのような行為は、国際社会の一致した阻止と反対に遭う運命にあり、国家の主権及び領土的一体性を守る中国人民の強固な決意、確固たる意志、強大な能力の前に悲惨な失敗に終わる運命にもあるだろう。国家統一と民族復興の歴史の車輪は勢い良く前進しており、中国の完全統一は必ず実現できる。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年10月26日

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