陝西省咸陽市にある西北農林科技大学涇陽野菜試験モデル基地では、張魯剛教授率いる研究チームが、新しい品種の白菜に対する評価作業を進めている。今回の試験栽培で作られた白菜は、約70日で成熟期(収穫期)を迎え、リコピンやカロテノイドといった栄養素を豊富に含み、歯ざわりが良く、生のままでも、加熱しても食べることができる。普通の白菜より栄養価に優れているだけでなく、オレンジ色をしたこの白菜の登場で、白菜の色合いがよりバラエティに富むようになり、その市場競争力と経済価値を高めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年12月5日