7日間の日程で実施されていた中露合同軍事演習「海上連合2022」が27日、東中国海の某海域で終了した。中露合同編隊は演習終了後、閉幕式と分航式を海上で行った。新華社が伝えた。
中露両軍の年間軍事協力計画に基づき、合同軍事演習「海上連合2022」は21日から27日まで中国の浙江省舟山市から台州市の東方沖で実施された。中露艦艇は某海域で合流し、迅速に合同編隊を組み、「兵力の集結を経ず、港や岸での協議を経ず、直接演習海域へ向かい、直接行動を展開する」モデルに基づき演習を実施した。編隊動作、通信などの演習を終えた後、23日に合同行動段階に入り、合同封鎖管制、臨検拿捕、合同救援作戦、合同対潜作戦、合同防空作戦などの演習を順次実施した。寒流の影響で、合同編隊は演習海域で厳しい海況に遭い続けたが、両国海軍は武器・装備の性能が限界に近付く中で既定の演習を順調に終え、対潜ロケット弾やミサイルを実射して目標に命中させ、所期の目標を達成した。
中国側執行指揮官の王宇海軍少将は「『海上連合2022』は中露両国海軍の実務協力の新たな成功的実践だ。7日間、両国将兵はいかなる試練にも耐え得る軍事的資質、緊密な連携によって全ての演習を終えただけでなく、協力を深め、友情を育み、能力を高めた。両国・両軍関係の一層の深化に伴い、両国海軍の実務協力の将来性はさらに広がり、必ずや世界の平和と地域の安全・安定に一層の貢献を果たすことができるだろう」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月28日