中国の孔鉉佑駐日大使は22日、招待に応じて「日中新世代対話 Dialogue & Synergy」にオンラインで出席し、ビデオメッセージを寄せた。日本からは日本アジア共同体文化協力機構会長の福田康夫元首相、理事長の宮本雄二元駐中国大使らが出席した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
孔大使は「今年は中日国交正常化50周年であり、来年には中日平和友好条約締結45周年も迎える。これは中日関係にとって、先人の事業を継承し後人のために道を切り開く重要な歴史的節目だ。習近平国家主席と岸田文雄首相は会談を行い、新しい時代の要請にふさわしい建設的で安定した中日関係の構築について重要な共通認識に至り、両国関係の次なる段階の発展に前進の方向性を指し示し、力強い原動力を与えた。双方は両国首脳の重要な共通認識を指針とし、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を強化し、民間の友好を活性化し、摩擦や溝を適切に管理・コントロールし、ようやく得られた現在の発展の勢いをしっかりと固めるべく努力し、中日関係の正しい方向に沿った持続的・安定的な前進を後押しするべきだ」と指摘。
「人的・文化的交流と民間友好は中日関係発展の重要な礎だ。中日関係の未来の希望は青年に託されている。中日関係の大きな舞台に上がり、友好的交流の中で理解を増進し、相互信頼を確立し、友情を発展させ、世々代々の中日友好の推進という歴史的重任を担う青年が増えている。志を高く持ち、知行合一であり、中日友好の擁護者、中日交流の促進者、中日協力の推進者たることを堅持し、活力と創造力によって、手を携えて両国及び両国関係の素晴らしい未来を切り開く若い世代が増えることを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月27日