外交部「中国と外国の人的往来暫定措置は対外交流・協力をより良く保障」

人民網日本語版 2022年12月29日11:36
外交部「中国と外国の人的往来暫定措置は対外交流・協力をより良く保障」

外交部(外務省)の28日の定例記者会見で、汪文斌報道官が中国の新型コロナ対策に関する質問に答えた。

【記者】中国が新型コロナウイルス感染症に対する「乙類乙管」実施を発表した。この措置について、米国、英国、ドイツなどの在中国外国商工会議所と一部の在中国外国公館は、中国と外国の人的往来とビジネストラベルが再開され、投資とビジネスへの自信が戻り、市場に対する楽観的ムードが回復し、中国が引き続き外資の優先的投資先となることに寄与すると見ている。この事について、コメントは。

【汪報道官】関連報道に留意している。中国が現在の状況に応じて感染防止・抑制政策を最適化・十全化し、新型コロナウイルス感染症への対応を「乙類甲管」から「乙類乙管」へと法に基づき調整することは、ウイルスの変異、感染状況、感染防止・抑制の取り組みなどを総合的に判断したうえで行った感染防止・抑制戦略の調整であり、感染防止・抑制の取り組みの科学性、精確性、有効性を高め、正常な生産・生活と医療衛生へのニーズをより良く保障し、経済・社会発展への新型コロナの影響を最大限抑えることに寄与する。我々には、人々の健康確保、重症化防止の防御線をしっかりと守ると同時に、経済・社会秩序の回復加速を後押しし、最終的に新型コロナとの闘いにおいて全面的な勝利を収める自信がある。

「乙類乙管」関連の要請に基づき、中国は中国と外国の人的往来に関する暫定措置を制定・発表した。これにより、中国と外国の安全で健康かつ秩序ある人的往来のためにより良い環境が創られ、対外交流・協力がより良く保障され、世界経済の発展のためにより多くの好材料がもたらされるだろう。中国は感染防止・抑制と経済・社会発展を効率的・統合的に計画し、揺るぎなく対外開放を拡大し、各国と連携して新型コロナとの闘いにおける国際協力を強化し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安全性と安定性を維持し、世界経済の回復と成長を後押ししていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年12月29日

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