中国海軍第43次護衛艦隊は10日午前、第42次護衛艦隊から護衛任務を引き継ぐため、広東省湛江市の某軍港からアデン湾、ソマリア海域へと出航した。新華社が伝えた。
第43次護衛艦隊はミサイル駆逐艦「南寧」、ミサイルフリゲート「三亜」、総合補給艦「微山湖」から成り、艦載ヘリコプター2機を搭載し、将兵計700人余りが搭乗している。「南寧」が護衛任務を遂行するのは初となる。
準備期間中、艦隊は護衛上の中核的能力に焦点を合わせ、計画とマニュアルを詳細に定めるとともに、実際の武器使用、テロ対策、海賊対処、航行補給などターゲットを絞った訓練を重点的に実施し、部隊の連携水準及び指揮所の指揮・決定能力をさらに高め、計画の実行可能性と装備の信頼性を効果的に検証した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年1月11日