秦剛外交部長(外相)は9日、ロシアのラブロフ外相と電話会談を行った。新華社が伝えた。
秦部長は「両国首脳の戦略的導きの下、中露は新時代の包括的・戦略的協力パートナーシップの高水準の発展を維持し、各分野の交流・協力を深く推し進め、友好を支える民意の基礎を固め続けている。中露関係は非同盟、非対立、そして第三国を標的にしないことを基礎に築かれている。我々はロシア側と連携して両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、絶えず中露関係を前進させていくことを望んでいる」とした。
ラブロフ外相は秦氏の外交部長就任を祝したうえで、実務面で良好な関係を築き、両国外務省を率いて引き続き緊密に協力し、連携して両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、露中の包括的・戦略的協力パートナーシップが絶えず新たな成果を収めるよう後押しすることへの期待を表明した。
両国外相はウクライナ危機などについても意見交換。秦部長は「中国側は引き続き習近平国家主席の打ち出した『4つのすべき』と『4つの共同』に根本的に従ってウクライナ問題を受け止め、扱っていく」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年1月10日