外交部「米国は中国周辺での接近偵察活動を即時停止すべき」

人民網日本語版 2023年02月10日11:42
外交部「米国は中国周辺での接近偵察活動を即時停止すべき」

外交部(外務省)の毛寧報道官は9日の定例記者会見で、「米国は世界最大の監視・偵察国家だ。米側は中国周辺での接近偵察活動を即時停止すべきだ」と述べた。

【記者】ナミビアが最近、周辺海域で海中での情報収集に用いられる米国の無人艇を発見した。これについて米側は科学研究に用いる民間の無人艇だとしているが、ナミビアメディアは米国のスパイ用無人艇だとの認識で一致している。また、シンクタンク「SCSPI」が発表した最新のデータは、今年1月に米軍が南中国海での接近偵察のために偵察機を延べ64機出動したことを示している。これについて、中国側としてコメントは。

【毛報道官】米国は世界最大の監視・偵察国家であり、長年にわたり世界各地で情報活動を繰り広げている。米国は頻繁に艦艇・航空機を派遣して中国周辺で接近偵察を行い、中国の国家安全保障を深刻に脅かし、地域の平和と安定を破壊しており、中国側はすでに繰り返し厳正な懸念を表明している。米側はこうした挑発行為を即時停止すべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年2月10日

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