中共中央と国務院は13日、「2023年の農村振興の全面的推進における重点的取り組みの達成に関する中共中央と国務院の意見」を発表した。これは中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)後に発表された初の「三農」(農業・農村・農民)政策を指導する「1号文書」であり、習近平氏を核心とする中共中央が「三農」政策を非常に重視していることの表れであり、農業重視、農業強化という強いメッセージを伝えた。今年の「1号文書」が社会主義現代化国家の全面的建設という大局に立ち、農村振興の全面的推進について重要な方針を立てたことは、今年及び今後一定期間の「三農」政策の達成、農村振興の全面的推進、農業強国の建設加速にとって、重大な指導的意義を持つ。人民日報が伝えた。
第20回党大会は社会主義現代化国家の全面的建設、中国式現代化による中華民族の偉大な復興の実現という壮大な青写真を描いた。社会主義現代化国家の全面的建設において、最も困難が多く重い任務は依然として農村にあることを深く認識しなければならない。農業強国は社会主義現代化強国の礎であり、人々の素晴らしい生活へのニーズを満たすうえでも、質の高い発展を実現するうえでも、国家安全保障の基礎を固めるうえでも、農業の発展が不可欠だ。習近平総書記は「国家を強化するにはまず農業を強化しなければならず、農業が強化されて初めて国家は強化される」「農業の強化なくして現代化強国を作り上げることはできない。農業と農村の現代化なくして、社会主義の現代化を全面的なものとすることはできない」と指摘した。中共中央は社会主義現代化強国の全面的建設に着眼し、農村振興の全面的推進、農業強国の建設加速という戦略方針を打ち出した。我々は農業強国の建設加速を社会主義現代化強国の建設における重要な位置に据え、農村振興を重点とする「三農」の各取り組みに力を入れ、農業と農村の現代化を力強く推進し、農業強国の建設加速のために努力しなければならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年2月14日