秦剛外交部長が国連人権理事会で中国の主張を示す

人民網日本語版 2023年02月28日14:54
秦剛外交部長が国連人権理事会で中国の主張を示す

秦剛外交部長(外相)は27日、第52回国連人権理事会ハイレベルセグメントに北京でオンライン形式で出席し、スピーチを行った。新華社が伝えた。

秦部長は「現在、国際人権事業の発展は厳しい試練に直面している」と述べ、中国の主張として(1)各国の実際の国情に即した人権発展路線の堅持(2)各種人権の全面的な促進と保護の堅持(3)国際的な公平性と正義の堅持(4)対話と協力の堅持を挙げた。

秦部長は「中国が人権事業で歴史的成果を収めた鍵は、我々が時代の潮流に沿い、自国の国情に適した人権発展の道を歩み出したことにある。中国はこの道を確固不動として歩んで行く」と強調。

「魂胆を抱く一部勢力が絶えず中国の新疆や西蔵(チベット)の問題を意図的に誇張し、これを利用して中国を非難し、中国のイメージを毀損し、中国の発展を抑え込もうとしていることに、我々は断固として反対する。香港特別行政区国家安全維持法の施行以来、香港特区は混乱から安定へ、そして安定から繁栄へと向かう新たな段階にある。我々は『一国二制度』の方針を確固不動として、全面的かつ正確に貫徹し、国家の主権・安全・発展上の利益を断固として守り、香港特区の繁栄と安定を維持していく」と表明した。

また「福島原発汚染水の海洋放出は全世界の生態環境の安全と各国民の健康権に関わる。各国は日本側に、公開性と透明性のある、科学的で安全な方法による原発汚染水の処分を促すべきだ」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年2月28日

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