中国鉄路天津局鉄路客運区間が運行を担当する天津西駅と香港西九竜駅を結ぶ高速鉄道列車のG305号が4月1日、天津西駅を出発した。これは、天津市から香港特別行政区に向かう今年初の高速鉄道列車となった。人民網が報じた。
G305号は、4月1日午前11時5分に天津西駅を出発し、同日午後9時44分に香港西九竜駅に到着した。途中の停車駅は、勝芳・白洋淀・石家荘・邯鄲東・鄭州東・武漢・岳陽東・長沙南・衡陽東・広州南・深セン北・福田・香港西九竜の13駅。雄安新区から出発する乗客も、同高速鉄道列車で香港に直通で行くことが可能で、その全行程の所要時間は約10時間。
天津西駅の担当者によると、天津西駅からG305号に乗車する場合は、通常の高速列車と同じ検札乗車プロセスで、乗客は「一地両検(同一地点で両地の出入境検査と検疫手続が行われること)」の通関方式が採用されている香港西九竜駅でのみ手続きすればよく、大幅な時間短縮を実現しているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年4月3日