「2023広州読書月間」が今月2日にスタートしたのに合わせて発表された「2022広州市住民読書調査報告」によると、2022年、広東省広州市に暮らす成人住民の平均読書冊数は、紙媒体5.17冊、電子書籍3.63冊だった。中国新聞社が報じた。
最も人気だった本のジャンルは依然として文学、芸術、歴史、政治だった。未成年者の平均読書冊数は11.83冊だった。0-8歳の幼児・児童のいる家庭の90.6%が親子での読書を特に重視していた。
本の購入ルートを見ると、オンラインでの購入が66.1%にも達し、広州市の成人住民にとってすでに第一の選択肢となっていた。以下、「新華書店/書籍購買センター」のほか、特色ある書店、ブックフェア、古本屋、図書卸売屋などと続き、購入ルートはバラエティに富んでいた。
読書の方法も、目に見えて多様化しており、オーディオブックが紙媒体の読書に続いて人気の新型読書スタイルとなっていた。広州市の住民のうち、25.8%がオーディオブックを好んでいた。スマホや電子書籍、オンライン読書といった多種多様なデジタル化読書スタイルの登場により、多くの人にとって書籍が「手の届く」存在となっている。広州市のデジタル化読書の利用率は、成人が86.5%に達しており、「小さな窓口」から、「大きな世界」を覗き見る人が増加していることが分かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月3日