20フィートコンテナ換算(TEU)で一度に2万4346個のコンテナを積載可能な世界最大規模のコンテナ船「MSC IRINA」が4月2日、浙江省寧波市舟山港穿山港区のコンテナ埠頭にゆっくりと接岸した。「MSC IRINA」は、舟山港に入港したコンテナ船のうち過去最大規模の船舶となった。人民網が報じた。
「MSC IRINA」は、舟山港で、スマート家電や太陽光発電設備、家具、紡績品など各種輸出貨物を積載後、バルセロナ、バレンシア、ジョイア・タウロなど欧州各都市に向かう。寧波税関は、同船の寄港がスムーズに進むよう、スマート物流建設を拠り所として、船舶およびコンテナの申告や船材荷揚げ荷下ろし追加など各業務のペーパーレス化を実施する「グリーンチャンネル」を開設した。同時に、医療検査などの関連業務も確実に遂行することで、寄港中の船舶の健康と安全性を保障している。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年4月3日