新型コロナの起源解明について中国「一貫して科学的姿勢を堅持」

人民網日本語版 2023年04月10日14:52
新型コロナの起源解明について中国「一貫して科学的姿勢を堅持」

国務院新聞弁公室の8日の記者会見で、中国の新型コロナウイルス起源解明研究状況について、中国国家疾病予防管理局副局長兼中国疾病予防管理センター主任の沈洪兵氏が説明した。中央テレビニュースが伝えた。

沈副局長は「新型コロナウイルス感染症のパンデミックの発生後、中国は開かれた大国として、起源解明という科学的問題において一貫して科学的姿勢を堅持し、世界保健機関(WHO)と積極的に意思疎通を行い、協力し、第73回WHO総会決議に応じるため、起源解明に向けた中国での共同調査に、WHOが派遣する国際専門家チームを率先して、かつ主体的に2回にわたり招待し、『作業計画を共同で策定し、分析・研究を共同で実施し、調査報告書を共同でまとめ、研究結果を共同で発表する』との原則を堅持して、武漢での第1段階の共同調査を成功裏に完了させた。まとめた共同調査報告書は、当時研究に参加した国内外の専門家とWHOから十分に認められている」と説明。

「中国は責任ある国として、常に積極的に世界の科学者と研究結果を共有してきた。中国は科学的姿勢に従い、科学者主体を堅持し、交流協力と情報共有を強化し、科学のレールの上で新型コロナウイルスの起源解明作業を行うことを希望している。起源解明問題の政治化を指図し、これに加わり、中国のイメージを毀損しようとする勢力や個人は、自分たちの拙劣な手管によって全世界の科学者の目を誤魔化せると考えてはならない。また、WHOの関係者に対して、科学的で公正な立場に立ち返るよう忠告する。主体的に、または迫られて、新型コロナウイルスの起源解明を政治化する道具になってはならない」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年4月10日

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