米軍の機密文書流出事件について外交部がコメント

人民網日本語版 2023年04月13日11:47
米軍の機密文書流出事件について外交部がコメント

外交部(外務省)の12日の定例記者会見で、汪文斌報道官が米軍の機密文書流出事件に関する質問に答えた。

【記者】米国メディアは、米軍の機密文書とみられるものがこのほど複数のSNS上に出現したと報じた。これらの流出文書は、米政府がロシア・ウクライナ紛争に深く介入してきただけでなく、同盟国に対する緊密な監視・傍受も続けてきたことをはっきりと示している。そして、米国による同盟国に対する傍受監視スキャンダルが暴露されたのは、今回が初めてではない。この件について、コメントは。

【汪報道官】これら米軍の流出文書について、多くのメディアが「米国がウクライナ危機に深く関与してきたことをはっきりと示しており、米国が長期にわたりその技術的優位性を利用して同盟国を含む世界各国に対して無差別の機密窃取と監視・傍受を行ってきたことも物語っている」と指摘していることに、我々は注意を払っている。米側はこれについて国際社会に説明を行うべきだ。

米国の外交官トップは最近のいわゆる「民主サミット」で、「米国は同盟国と共に技術の発展が民主主義の価値観と利益に合致するようにしていく」と表明したが、米側の主張する民主主義的価値観が米国にとって自国の利益を図るための名目や道具に過ぎないことは、事実がはっきりと示している。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年4月13日

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