外交部(外務省)の30日の定例記者会見で、毛寧報道官がセルビアの情勢に関する質問に答えた。
【記者】最近、セルビアのコソボ・メトヒヤ地域情勢の緊張がエスカレートしている。29日には、抗議活動中のセルビア系住民をNATO主導の「コソボ平和維持部隊(KFOR)」とコソボ特殊警察が暴力的に排除し、数10人が負傷したと報道された。これについて、中国としてコメントは。
【毛報道官】中国は関連動向を強く注視しており、主権と領土的一体性維持に向けたセルビアの努力を支持し、プリシュティナ臨時自治機構が一方的な行動を取ることに反対し、セルビア系自治体共同体の設立という義務を確実に実行するよう呼びかける。NATOに対して、他国の主権と領土的一体性を確実に尊重し、地域の平和に寄与することをしっかりと行うよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月31日