习专栏

外交部報道官が中国ラオス鉄道の民生への貢献を紹介

人民網日本語版 2023年05月26日11:39

外交部(外務省)の毛寧報道官は25日の定例記者会見で「中国ラオス鉄道は開通から1年ほどの間に多くの乗客と貨物を運び、現地の雇用を牽引し、貿易を促進しつつも、ラオスの自然環境をこれまで同様に保っている。中国は地域の国々と共に、相互接続のもたらす機会を引き続き共有し、共同発展と共同繁栄を実現することを望んでいる」とした。

【記者】5月23日現在、中国ラオス鉄道の輸送旅客数はすでに延べ1600万人に達したとの報道があった。中国ラオス鉄道は両国及び地域の貿易・観光面の結びつきを深めたが、ラオスの民衆が確かな利益を得られるか否かはまだ見守る必要があるとの論評があった。これについて、報道官としてコメントは。

【毛報道官】中国ラオス鉄道は開通から1年ほどの間に確かに多くの乗客と貨物を運んできた。1ヶ月ほど前、中国ラオス鉄道は双方向の国際旅客列車を開通させ、昆明からビエンチャンまで朝に発って夕方には着く旅行を実現し、両国民の往来を一層円滑化し、観光・経済・貿易協力にも極めて大きな前進をもたらした。

中国ラオス鉄道は現地の雇用を牽引している。鉄道の開通以来、ラオス人従業員を累計3500人以上雇用し、物流や交通、商業、貿易、観光などの業界で10万人以上の雇用を間接的に増やした。この鉄道のおかげで、ラオスの山間部から世界へと出る若者が増えている。

また、中国ラオス鉄道は貿易を促進している。鉄道を通じて中国に輸出されるラオスやタイの貨物は326万トンに達し、多くのASEAN諸国の貨物がこの黄金の鉄道で輸送されている。今やラオスのもち米やタイのドリアンが、わずか3日で中国の消費者の食卓に上っている。

さらに中国ラオス鉄道は環境保護も非常に重視している。建設と運営の過程において、常に環境保護を極めて重視してきた。

鉄道は沿線6ヶ所の自然文化保護区域を迂回し、ラオスの国レベルの保護林を占用せず、全線における緑化総面積は300万平方メートルを超え、ラオスの自然環境をこれまで同様に保っている。

中国ラオス鉄道は「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の縮図だ。我々は地域の国々と共に、相互接続のもたらす機会を引き続き共有し、共同発展、共同繁栄を実現することを望んでいる。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月26日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事