【王毅外交部部長記者会見】中欧関係が互いを高め合い、世界を照らす

人民網日本語版 2025年03月07日16:46
【王毅外交部部長記者会見】中欧関係が互いを高め合い、世界を照らす

第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は北京時間3月7日午前10時に「中国外交政策と対外関係」について記者会見を行い、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が国内外の記者からの質問に答えた。

中欧関係について王氏は「今年は中国と欧州の外交関係樹立50周年にあたる。この半世紀の交流を振り返ると、最も貴重な経験は相互尊重であり、最大の原動力は互恵・ウィンウィンであり、最も一致した共通認識は多国間主義であり、最も正確な関係の定義は協力パートナーだ。過去50年間で、中国・欧州協力は目覚ましい発展を遂げ、貿易額は24億ドルから7800億ドルに、投資額はほぼゼロから2600億ドル近くにまで拡大した。国際定期貨物列車『中欧班列』は累計10万本以上運行し、アジアと欧州を結ぶ『黄金の通路』となった。中国と欧州の経済規模は世界の3分の1を超えており、中国・欧州協力の戦略的意義と世界的影響力は一層高まっている。健全で安定した中国・欧州関係は、互いの発展に寄与するだけでなく、世界も明るく照らす」と強調した。

「年初に習近平国家主席はコスタ欧州理事会議長と電話会談を行った際、国際情勢が厳しく複雑になるほど、中国と欧州は外交関係樹立時の初心を堅持し、戦略的な意思疎通を強化し、戦略的相互信頼を増進し、パートナーシップの位置付けを堅持する必要があるとした。中国は欧州に対して今も信頼を抱いており、欧州は中国の信頼できるパートナーになることができると信じてもいる。双方には、友好的な協議を通じて問題を適切に解決し、次の期待に値する50年を共に切り拓いていく能力と知恵がある」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年3月7日

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