王毅氏「日本は過ちを押し通さず、早急に反省し改めるべき」
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は19日から22日にかけて、招待に応じてキルギス、ウズベキスタン、タジキスタンを歴訪し、外相戦略対話を行い、3ヶ国の首脳と友好的に意見を交わした。訪問終了後、王氏は中国メディアのインタビューに応じ、次のように語った。新華社が伝えた。
私は3ヶ国の外相に対し、台湾問題における中国の原則的立場を説明し、日本の現職指導者が公然と中国の核心的利益を侵害し、第二次世界大戦後の国際秩序に挑戦する誤った言動を行ったことに言及した。3ヶ国の外相は「世界に中国は一つしかなく、台湾は中国の領土の不可分の一部であり、いかなる形の『台湾独立』にも反対し、国家統一の実現に向けた中国政府のあらゆる努力を断固として支持する」と公に強調した。この集団的発信は時宜を得たものであり、台湾問題における中国の正当な立場への支持であると同時に、国際関係の基本準則への擁護でもあり、「一つの中国」原則が国際社会の揺るぎない共通認識であることが改めて明確に示された。
今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。かつて日本が「盗取」した台湾の中国への返還は「カイロ宣言」「ポツダム宣言」「日本の降伏文書」など一連の国際文書に明確に規定されており、これは否定できない第二次世界大戦の勝利の成果であり、敗戦国である日本が遵守し続けなければならない国際的義務でもある。この重要な年に日本が最もすべきことは、かつて台湾を侵略し植民地支配した歴史を深く反省し、軍国主義による戦争犯罪を深く反省し、台湾問題と歴史問題において規則を遵守し、言動を慎むことである。だが、驚愕すべきことに、日本の現職指導者は公然と台湾問題への武力介入を企てる誤ったシグナルを発し、言うべきでないことを言い、触れるべきでないレッドラインを越えた。中国は断固として反撃しなければならない。これは中国の主権と領土的一体性を守ることであり、鮮血と人命と引き換えに得た戦後の成果を守り、国際正義と人類の良識を守ることでもある。
中国人民は平和を愛し、隣国と親しく善をもって接するが、国家主権と領土的一体性に関わる重大な原則的問題においては、いかなる妥協も譲歩も決してしない。日本政府は、すでに中日の四つの政治文書において台湾問題について厳粛な約束をしたのであり、これは国際法上の効力を有し、いかなる曖昧化や曲解の余地もない。日本のどの政党、どの人物が政権を握ろうとも、これを厳守しなければならない。中国は日本に対して、一日も早く過ちを反省して改めるよう促す。過ちを認めず頑迷に押し通してはならない。日本が独断専行し、過ちに過ちを重ねるのならば、正義を主張する全ての国々と人々は、日本の歴史的罪行を改めて償わせる権利を有し、日本軍国主義の復活を断固阻止する責任を有する。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年11月24日
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