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武漢の高三女子、世界最難関大学に合格 3500万円の奨学金を獲得

人民網日本語版 2017年02月28日08:39
武漢の高三女子、世界最難関大学に合格 3500万円の奨学金を獲得

23日、武漢市武外英中国際学校に通う高校三年の毛■さん(■は王へんに月、女性)がこのほど、ニューヨーク大学アブダビ校の入学試験に見事合格、さらに213万5千元(約3500万元)相当という多額の奨学金を獲得したことが明らかになった。彼女は今年、海外の大学が発給する奨学金を満額受け取ることになった、武漢で唯一の学生となった。また、獲得した奨学金の金額が最も高い高校生ともなった。17歳の毛さんは23日、記者取材に応じた。彼女はどこにでもいそうな普通の女の子だ。小さい頃から成績はずっと優秀で、特に英語の成績は抜群だったという。中学受験では、武外英中国際学校の国際バカロレア(IB)クラスに合格した。彼女は、「中学校の時に、TOEFL試験に挑戦、正解率は96%だった」と教えてくれた。揚子晩報が伝えた。

学業面で超優等生である以外に、クラス活動でも彼女は大活躍していた。高校2年の時、彼女は「翻訳部」と「オリエンテーリング部」を創設した。「オリエンテーリング」とは、チェックポイント(ポスト)を探し、そのポストで通過証明を記録するというルールにのっとり、参加者が野山を歩く、走る、自転車で移動するなどの方法で、定められたルートをたどってポストを巡っていくというレクリエーションだ。このほか、彼女は校内で「模擬国連学術部」の部長を務め、イベント開催時には校外に出かけていった。時には外地まで出かけるときもあった。クラス担任の周月思先生は、「毛さんは、学業面では常にクラス上位だった。彼女が書く学術論文には、独創的なアイディアや考え方が溢れていた。スポーツ、絵画、スピーチなどの分野でも群を抜いており、クラスメートから『才女』と呼ばれていた」と話した。

毛さんが今回大学から獲得した奨学金には、4年間の授業料、食費、宿泊費、海外旅行費、課外活動、医療保険料、交通費、お小遣い、さらにはアブダビから実家への一時帰国用航空券代金(年間2枚)が含まれている。4年間、同校で学習する以外にも、2学期にわたって、ニューヨーク大学のその他の国にあるキャンパスで学習しなければならない。また、毎学期、教員やクラスメートと一緒に外国に赴き、学習や実践活動を行うことになっている。毛さんは、「大学入学後は、貴重な学習のチャンスを十分に活かして、これまで経験したことのない目新しい物事に積極的に取り組んでいきたい。また、経済・政治・哲学の分野に興味があるので、これらの分野の研究を掘り下げていきたい」と今後の抱負を語った。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年2月28日

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