江西省広豊県銅鈸山の農民アーティスト余接涛さんは2月9日、手作りの木製オープンカー「金蝉」を運転し街に出た。学歴が中卒しかない余さんは、現地で木彫アーティスト・彫刻家として働いている。余さんは先ほど半年余りの時間を掛けて、全長4メートル、高さ1.5メートル、幅1.5メートル、最高時速30キロのスポーツカーを作った。この車は2座席のオープンカーで、羽を持ち、銅銭を口にくわえる「金蝉」をイメージしたデザインとなっている。この車はタイヤやエンジンなど重要な部分を除き、全体構造と内装はすべて沈香、質の高いシタン、一般的なシタンによって作られている。これは中国初の手作りの木製スポーツカーだ。
スポーツカーの他に、余さんは1ヶ月余りの時間と2万元(1元は約19.3円)以上の資金を費やし、全長2.7メートル、高さ1.25メートル、幅0.9メートルの木製バイク「炫風」も作った。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月12日