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春節(旧正月)まで、残す所あとわずかとなった。街頭や路地では時おり爆竹が鳴らされ、祝日のお祝いムードを演出しているが、火薬の煙により大気に悪影響が生じている。爆竹の音を聞くと同時に、環境汚染を回避する手段はないだろうか?周口市の若者、王新明さんはこの要望にこたえる「空気爆竹」を発明した。火薬も電力も使わない、空気の圧縮により爆竹のような音を出せる「空気爆竹」は、すでに国家特許を取得している。大河網が伝えた。
王さんは、「安全と環境保護の呼び声が日増しに高まる今日、多くの人が爆竹の使用を停止するよう求めている。しかし爆竹は中国で長い歴史を持ち、爆竹を鳴らすことは祝日を祝う重要な手段、中国の伝統文化だ。そこで、伝統的な爆竹による汚染問題を解消できる新型爆竹を発明しようと思いついた」と語る。