まだウェアラブルデバイスをもてはやしているのならば、あなたはもう時代遅れだ。植込み型デバイスはすでに、科学技術界の新たな「寵児」になっている。人々は医療用だけではなく、このデバイスを通じて外部の世界に対する感知力を高めることに期待している。しかし皮をめくらなければならないと考えると、ためらいを覚える人もいるのではないだろうか?人民日報が伝えた。
しかし、世の中には常に新しいことを試みようとする人がいるものだ。電子生物工学を研究するBrian McEvoy氏は、初の植込み型ナビゲーションを設計し、これを皮膚の内側に植え込んだ。利用者が北を向くと、この装置は皮膚をそっと刺激し、方向を伝えてくれる。同氏はこれを体内に植え込もうとする人が見つからず、自ら被験者となりこの発明を宣伝した。
毎日イヤホンを使うのは不便ではないだろうか?自分の耳に目に見えないイヤホンを植え込もうと思ったことはないだろうか?イヤホンが落ちるのを防げるほか、より遠くの音を耳にできるようになるかもしれない。バイオハッカーのリッチ・リー氏は耳にマグネットを埋め込み、これをイヤホンとした。プレイヤーとつながるコイルの信号を受信すれば、音楽を聞くことができる。彼はさらに小型無線システムを超音波距離計や温度計とリンクさせ、距離や温度を「聞き分ける」ことを試みている。超能力を手にしたスーパーマンのようではないだろうか。