犬語翻訳機「バウリンガル」が数年前には発売され、人々は「犬の世界」に誘われた。だが、実際には、犬は「尻尾を振る」「トイレットペーパーを引き裂く」などの行為によって人間とコミュニケーションするため、わざわざ犬語を訳す必要はなく、犬が何を考えているかは大体想像がつく。このようなわけで「バウリンガル」は実用性がなかった。
だが、猫となると話は全く異なる。猫が突然怒り出して、家具を傷つける、あるいはベッドの上や客間で粗相をする理由は、普通我々には分からない。
従って、猫語翻訳機「ミャウリンガル」は、人間にとって無くてはならないツールだ。この機械は、猫の表情の変化を識別することで、6種類の感情を判定するだけではなく、猫の鳴き声を200語の言葉に「翻訳」し、猫の行動から21種類の「心理状態」を推測することができる。翻訳機の価格は169ドル(約2万円)、その効能を信じる人には、価値ある買い物かもしれない。米国のテクノロジー製品情報ブログ・メディア「ギズモード」が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年2月10日