雲南を旅する交通
昆明空港運行管理センターの統計によれば、これまで雲南空港グループ傘下の航空路線は国内線258便、国際線及び地域への路線が43便で合計301便になった。細かく見ると、雲南省内の路線が16便、地域路線の本空港からトランジット路線が10便、省外の空港への直行便が12便、地域空港から昆明を経由し省外に向かう路線が21便。省外の幹線路線が66便、幹線への通常便92便、臨時便が41便である。国際線には東南アジア路線26便、南アジア路線7便、西アジア路線2便(1便は臨時便)、東アジア路線4便、地域への路線が4便である。
昆明長水国際空港には、現在190便あまりの路線が乗り入れている。うち、国際線が12便(シンガポール、ハノイ、ホー・チミン、ヤンゴン、アンコールトム、クアラルンプール、カルカッタ、モルジブ、バンコク、アブダビ、ダッカ、大阪)、地域路線2便(香港、厦門)だ。今まで、合わせて30カ国余りの国内外貨客航空会社が昆明に駐在し、うち国内では中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空などを含む10数社があり、海外航空会社では、シンガポール航空、全日空、タイ航空、日本エアシステム、アラブ航空などの20数社の航空会社が並ぶ。
現在、雲南航路を開通している国内外の航空会社は少なくとも30社を数える。東方航空の雲南支社は、昆明空港と中国の基地航空会社で、中国南方航空、中国国際航空はそれぞれ、広州、北京ターミナル基地はきわめて膨大な路線ネットワークがあり、昆明空港の路線は香港、シンガポールに進出、国際航空、南方航空はまた雲南省内の都市の路線や往復路線を就航させるなど、就航ダイヤは年々過密度を増している。海南航空は祥鵬航空の設立(基地空港は大理)を通して、今後、雲南路線の航空市場に触手を伸ばし、中国国内路線を就航させてくるだろう。南方航空、四川航空などの航空会社もそれぞれ昆明空港を在外基地として、夜間飛行や日を跨いでの各地への飛行を行っている。春秋航空はさらにサービスレベルを向上し、旅行会社や格安航空の強みを生かして、旅行客を引き寄せ市場を占有している。四川航空は昆明航空会社の買収によって雲南省市場に介入し、重慶、成都と昆明間の定期便以外にも、雲南省内の往復路線を就航させた。このほか、多くの外国航空会社も自国と昆明間の路線を就航させ、駐在事務所や営業部を設置している。
「人民網日本語版」2013年9月