雲南の気候
雲南省は低緯度の高原で、地理的な位置が特殊であり地形は複雑だ。大気循環の影響で、冬は乾燥した大陸季節風の影響を受け、夏には湿った海洋性モンスーンが吹き込む、低緯度の高山高原モンスーン気候にあたる。省全体では様々な気候がみられ、北熱帯、南亜熱帯、中亜熱帯、北亜熱帯、南温帯、中温帯、高原気候の7タイプの気候が見られる。雲南の気候は低緯度気候、モンスーン気候、高山高原気候の特色を兼ね備えている。気候の地域差と垂直面での変化が大きい。年の気温差は小さく、日中の気温差が大きいのは低緯度高原にあるためで、空気は乾燥して薄い。各地の太陽光熱は太陽高度の角度によって変化し、雲や雨の影響も受ける。降水量は十分で、乾季と雨季がはっきりと分かれている。
もし夏休みに雲南へ行くのなら、コートや厚手のジーンズが必要だ。昼は暑いものの夜になると冷え込むためだ。現地でカゼをひくと大変だ。冷えないように気をつけたい。
普段は昼間は傘を携帯し、晴れの日は日除けに、雨の日は雨避けに使うことができる。特に夏は雨季でもあるため、いつでも雨がふる可能性がある。
女性は日焼け止めクリーム必須だ。SPFやPAはいずれも高いものがよい。現地の太陽光線は強く、何の対策もしなければ日焼けすることは間違いない。雨季だが空気は時には乾燥することもあるため、保水や美白にも気を配る必要がある。
「人民網日本語版」2013年9月