雲南の地理
雲南の地形は、雲南省元江谷地と雲嶺山脈南部分の寛谷を境として、雲南省全体を大まかに東西の2部分に分けることができる。雲南省東部は滇東、滇中高原で雲南高原と呼ばれ、雲貴高原の西部にあたる。雲南の平均海抜は2000メートル程度である。雲南では波状に起伏する低い山や丘陵が中心で、様々な溶岩地形が見られ、有名なものには雲南石林、丘北普者黒、羅平多依河、宜良九郷溶岩洞、建水燕子洞、瀘西阿盧古洞といった風景観光区がある。雲南西部は横断山脈縦谷区で、高山と峡谷が交互に続く。雲南の地形は雄大で険しく、中でも三江併流は最も壮観である。一般的に言って、雲南西北部の海抜は3000-4000メートル、雲南西南部の海抜は1500-2200、メートル、雲南の辺境地区では地形は徐々に緩やかになり、海抜はわずか800-1000メートルで場所によっては500メートル以下まで下がる。雲南の熱帯と亜熱帯地区にあたる場所である。
「人民網日本語版」2013年9月