牛撒ヘツ
タイ族の家でお客をもてなす料理として有名で、「牛撒ヘツ」と呼ばれる。調理方法は独特で、年末や祝祭日、お祝い事の時などに牛を殺し、ロース肉を取り出して焼き、細切りにし、煮た牛の内臓と混ぜ、しょうが、ネギ、ニンニク、唐辛子、砕いたピーナッツなどの調味料を加え、さらに煮た後で漉した牛粉腸水か胆汁を混ぜて食べる。
「牛撒ヘツ」で最も重要な材料は牛粉腸水で、町の人は「牛撒ヘツ」を食べたい時に牛粉腸水がないので、五加葉を代わりに使って同じような味を出す。「牛撒ヘツ」の特徴は繊細で色合いもよく、胃によく、食欲増進のはたらきがある。
「人民網日本語版」2013年9月