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 雲南は有名な植物の王国で、一年中花が咲いており、雲南の各民族は花を食べる習慣もある。芭蕉花は独特の甘さと薬用の価値がある。芭蕉花と鶏肉の煮込みは哈尼族の産婦にとって滋養と母乳のための料理だ。芭蕉花とイヌの肉の炒め物は、哈尼族が新居を建てた時のお祝いに欠かせない料理だ。芭蕉花を熱湯にくぐらせ、冷たい水に浸して、渋みを取り去ってから調理する。タイ族、景頗族等も芭蕉花をよく食用する。

 柴花は樹花とも呼ばれ、蕪の千切りのような形をしている。まず柴花をお湯で茹でた後で水で洗い、調味料や野菜と一緒に混ぜて食べる。こうした和えて食べる方法は雲南の各民族で一般的な食用方だ。哈尼族は和えた柴花を勤労のシンボルとしている。

 苦刺花は雲南の広い地域に生える一般的な野草の花だ。苦刺花のへたを取り、洗って熱湯をくぐらせ、水に1ー2日浸し、苦味や渋みを抜いてから水気を取れば調理可能だ。油で卵やベーコンと炒めたりする。

 木棉花は攀枝花とも呼ばれ、満開時には一塊の赤い炎のように見える。景洪、思茅、怒江等では毎年3月の花のシーズンに、現地住民は木棉花を摘んで乾して蓄える。豚肉と炒めると味もよく、熱病の治療にも役立つ。

 雪蓮花は海抜4500メートル以上の雪山に育つ白い花で、観賞価値があるだけでなく、薬用にもなる。蔵族の人は雪蓮花を摘んで乾し、紅花やパパイアと一緒に酒に漬け、リューマチ性関節炎や婦人科の病気の治療に用いる。雪蓮花と鶏肉の煮込みは味もよく、滋養が高い。

 昆明人は白躑躅や棠梨花、玉蘭花、金雀花などを好んで食べる。「鶏茸金雀花」も花を使った料理だ。

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